自転車の空気入れ、無料で使える場所は? 口の形の見分け方と、仏式の入れ方

タイヤがなんだか、ぺたっとしている。でも家に空気入れがない。買うほどでもないし、どこかで少し借りられたら助かるのに。そんなとき、どこへ行けばいいか迷いますよね。

自転車店の前で、若い人がしゃがんで前のタイヤを指で押している。入口のそばの空気入れのホースをカエルの店員が差し出している

乗っていない自転車のタイヤも、空気は少しずつ抜けていきます。

パンクしていなくても、です。

だから「最近ぺたっとしてきた」は、壊れたサインとは限りません。多くは、空気を入れれば元に戻ります。問題は、その空気入れがどこにあるか、ですよね。

空気、なぜ減るの?

タイヤの中のチューブは、ゴムでできています。ゴムには目に見えない小さなすき間があって、中の空気は、そこからじわじわ外へ出ていきます。

ゴム風船が、何日かたつとしぼんでいくのと同じです。

もうひとつ、ママチャリ(シティサイクル)に多いのが、空気を入れる口の中の小さなゴム(虫ゴム)の傷みです。ここが古くなると、空気が漏れやすくなります(虫ゴムの記事)。

サイクルスポットでは?

空気入れは無料です。入れ方がわからない場合はスタッフまでお声がけください。お手伝いいたします。

空気入れだけでも、寄ってください。

使えるのは、店が開いている時間だけです。24時間使えるわけではないので、営業時間は店のページで確かめてから向かってください。

まず、口の形を見て

空気を入れる口(バルブ)には、形が3種類あります。空気入れの先の、口にはめる部分(口金)も、それに合うものが要ります。

自分の自転車の口を見てみて

  • 英式。先に丸いキャップと、ぎざぎざのナットがついている形。ママチャリの多くはこれです
  • 仏式。細長く、先に小さなねじがついている形。ロードバイクやクロスバイクに多い口です
  • 米式。太めで、先の真ん中に小さな芯が見える形。マウンテンバイクや一部の子ども用に使われます

ちなみに、米式は車のタイヤと同じ形の口です。

仏式は、少しコツがいる

英式と米式は、口金をはめて押し込めば、たいてい入ります。仏式だけは、入れる前にひと手間あります。

  1. 先の小さなねじを、止まるまでゆるめる。外れるまで回さなくて大丈夫です
  2. 先を指先で一瞬押して、空気を「プシュッ」と少し出す。中で張りついた弁が動くようになり、空気が入りやすくなります
  3. 口金を、口に対して垂直に差し込む。斜めに差すと、細い口が曲がることがあります
  4. 入れ終わったら、垂直のまま抜き、先のねじを締め直す。締め忘れると、空気がじわじわ抜ける原因になります

スタンドの空気入れは?

車に空気を入れるガソリンスタンドなら、と考える方もいるかもしれません。

ただ、そこにあるのは車用の空気入れです。口の形が合うのは米式だけで、ママチャリに多い英式にははまりません。

米式で口が合っても、車用は空気の勢いが強いので、自転車の細いタイヤには入れすぎになりやすいんです。

駐輪場や交番に空気入れが置いてあることもありますが、あるかどうかは場所によります。

入れても、抜けるなら

空気を入れて、半日や1日でまたぺたんこになるなら、どこかから漏れています。

虫ゴムの傷みか、チューブの穴か。見た目では分からないので、店ではチューブを水にくぐらせ、泡の出るところを探します。

作業 工賃(税込)
水調べ
どこから空気が抜けているかを探す
1,100円
パンク修理
見つかった穴をふさぐ
1,430円

どの作業も、始める前に金額をお伝えします。ほかの料金は工賃表にあります。

通り道に寄れる店を

空気は、減ってから慌てて入れるより、減る前に足すほうが楽です。通勤や買い物の通り道にある店をひとつ覚えておくと、「ついでに一押し」ができます。

入れる目安や、家で入れるときの基本は空気入れの基礎にまとめています。

空気がしっかり入ったタイヤは、こぐ足まで軽くしてくれます。

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