ほかの店やネットで買った自転車、どこで直す? 持ち込む前に知っておきたいこと

引っ越して、自転車を買ったお店が遠くなった。ネットで買ったので、そもそも持っていく先がない。そういうときに限って、自転車の調子は悪くなるものです。困りますよね。

引っ越してきた女性が自転車を押して、近くの自転車店の入口へ向かうところ。店員とカエルの店員が手を振って迎えている

よその店で買った自転車を持っていくのって、ちょっと気まずいですよね。

「うちで買ったんじゃないの?」という顔をされたらどうしよう。いくらかかるのかも分からない。

その気持ち、よく分かります。だからこの記事では、よその店やネットで買った自転車を持ち込むときのことを、店の側から包み隠さず書いておきます。

よその店で買っても頼める?

はい。ほかの店で買った自転車も、ネット通販で届いた自転車も、まずはご相談ください。

そして、どこで買ったかで、工賃表の金額は変わりません。工賃は全店同じで、工賃表に載せています。載せている金額を、買った場所で変えることはしません。

ひとつだけ先にお伝えしておくと、部品が手に入りにくい車種は、見てみないと直せるか分からないこともあります。そのときは、見たうえでどうするか一緒に考えましょう。

ネットの自転車、あるある

箱で届いた自転車に乗っている方に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

新しい自転車は、乗り始めてしばらくすると、ブレーキや変速のワイヤーが少しずつ伸びてきます。すると、ブレーキの効きが甘くなったり、ギアの入りがずれてきたりします。

「最初は調子よかったのに、最近なんだか……」。それ、壊れたのではなく調整どきのサインかもしれません。

これはネットで買った自転車に限らず、新しい自転車ならどれでも起きることです。お店で買うと、初めの点検のときに直してもらうことが多いのですが、ネットで買うとその機会がないんですよね。

こういうずれは、ブレーキ調整(880円)や変速調整(880円)で直ることがほとんどです。

修理代、いくらかかる?

金額が分からないまま預けるのは、怖いですよね。よく持ち込まれる修理は、このくらいです。

作業 工賃(税込)
パンク修理 1,430円
ブレーキ調整 880円
ブレーキゴム交換(一般)
種類により異なります
2,200円〜
変速調整 880円
チェーン調整 990円
タイヤ&チューブ交換(前輪)
使用する商品で異なります
6,600円〜
タイヤ&チューブ交換(後輪)
使用する商品で異なります
7,700円〜
一式点検
部品交換が必要な場合は別途修繕費用が発生いたします。
2,750円

「〜」が付いている作業は、使う部品によって金額が変わります。

どの作業も、始める前に金額をお伝えします。聞いてから、頼むかどうか決めてください。その場で直らないものも、どのくらい時間がかかるかと金額を先にお伝えします。

ロードバイクやクロスバイクなどスポーツ車の整備は、内容により異なるため、店頭で金額をお伝えします。

うまく説明できなくていい

「なんか変なんです」で十分です。専門の言葉はいりません。

そのうえで、いつ・どこ・どんなときの3つが分かると、原因探しがぐっと早くなります。

  • いつからおかしいか
  • どこがおかしいか(前輪? 後輪? ペダルのあたり?)
  • どんなときに起きるか(雨の日だけ? 坂道だけ? 強くブレーキを握ったときだけ?)

音なら「キーキー」「カチカチ」「ギシギシ」のように、聞こえたままの言葉で伝わります。

ほかに、あると助かるものが2つあります。

  • 電動アシスト自転車なら、バッテリーの鍵。バッテリーを外して見ることがあります
  • メーカーや車種の名前。部品を取り寄せるときに使います。車体のシールや、買ったときのメールに書いてあることがあります

どの店に持っていけばいい?

通いやすい近くの店へどうぞ。

どこが悪いのか自分では分からないときは、一式点検(2,750円)で全体を見ることもできます。部品の交換が必要なところが見つかったら、その分の金額は別にお伝えします。

いきなり修理を頼むのは気が重い、という方は、まず空気を入れに寄るだけでもどうぞ。空気入れは無料です。

後回しにしなくていい

空気が抜けやすい、ブレーキが鳴る、ギアが変わりにくい。どれも、乗れないほどではないから、つい後回しにしてしまう不調です。

「買った店じゃないから」と我慢していたなら、なおさらです。その自転車のまま、近くの店へ持ってきてください。

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