子どもの自転車、買い替えどきはいつ? サイズアウトのサインと、春の見直し

気づけば、自転車に乗る姿がなんだか窮屈そう。でも、買ってからそんなに経っていない気もする。本当に小さくなったのか、サドルを上げれば済むのか、見分けがつかなくて困りますよね。

柱に背をつけた子どもの頭に、親が本をのせて身長を測っている。柱には鉛筆の印。そばに子どもの自転車とカエルの店員

子どもの体は、1年でびっくりするほど変わります。

でも、自転車が合わなくなったかどうかは、見た目だけでは分かりにくいものです。

見てほしいサインと、買い替える前にできること。そして、次の1台を選ぶときにやりがちな勘違いまで、まとめました。

小さくなったサインは?

子どもを自転車にまたがらせて、次のところを見てみてください。

サイズが合っているかのセルフチェック

  • サドルを限界の印まで上げている。サドルを支える棒(シートポスト)には、ここより上げてはいけない印が付いています
  • こぐと、ひざがハンドルに当たる。曲がるときに、ひざとハンドルがぶつかるのもサインです
  • 足がべったりつきすぎる。サドルに座ったまま、ひざが曲がった状態で、両足のかかとまで楽に地面につく
  • ハンドルが近すぎる。ハンドルを持つと、ひじが体にくっついて窮屈そう
  • 本人が「こぎにくい」と言う。子どもの感覚は、けっこう正直です

1つでも当てはまったら、サイズを見直すころです。

サドルを上げれば済む?

最初に確かめたいのは、サドルがまだ上がるかどうかです。

子どもの自転車は、成長に合わせてサドルの高さを変えられるように作られています。限界の印まで余裕があるなら、サドルを上げるだけで、もうしばらく乗れることがあります。

ただし、限界の印より上には上げないでください。サドルの棒が差さっている長さが足りなくなって、抜けたり折れたりするおそれがあるからです。

サドルを上げたら、ブレーキのレバーにも手を伸ばしてもらってください。指がしっかりかかって、強く握れるか。止まる力は、手の大きさとレバーの距離で変わります。

サドルの高さ調整は、店でもできます。進級前にまとめて全体を見ておきたいなら、一式点検という手もあります。

作業(こんなときに) 工賃(税込)
サドル高さ調整
まだ上げられるか分からない・固くて動かない
220円
一式点検
新学期の前に、ブレーキやタイヤも含めて全体を見たい
2,750円

一式点検で部品の交換が必要なところが見つかったら、その分の金額は別にお伝えします。どの作業も、始める前に金額をお伝えします。

大きめを買えば長く乗れる?

次の1台を選ぶとき、つい考えてしまうのが「来年にはもっと大きくなるから、ひとつ上のサイズを」です。

気持ちは、とてもよく分かります。でも、ここは正直に言わせてください。

大きめの自転車は、長く乗れるどころか、乗らなくなるきっかけになりがちです。

  • 足がつかないので、止まるたびにぐらっとする
  • ブレーキのレバーに指が届きにくく、しっかり握れない
  • 車体が重く、押したり向きを変えたりするのが大変

一度「怖い」と思うと、子どもは自転車から離れてしまいます。そうなると、大きめに買った分の「長く」は、そもそもやって来ません。

子どもの自転車は、「いまちょうどいい」を選んで、合わなくなったら替える。遠回りに見えて、結局は長く楽しく乗れる選び方です。

なぜ春に見直すの?

見直すなら、進級や入学の前の春がおすすめです。

  • 体の変化に気づきやすい。冬のあいだ乗る回数が減っていると、久しぶりにまたがったとき、違いがはっきり分かります
  • 行動範囲が広がる。新しい学年で、友だちの家や習いごとへ自転車で行くようになることがあります
  • ヘルメットも一緒に見られる。頭の大きさに合っているか、あごひもが届くかも確かめておけます

1年に1回、春に「またがって見る日」を決めておくと、見落としが減ります。

次のサイズはどう選ぶ?

次のサイズは、年齢ではなく身長から選びます。目安は子どもの自転車、身長から選ぶにまとめています。

最後の決め手は、実際にまたがったときの感じです。サドルに座って、両足のつま先が地面につくか。ハンドルを持ったとき、ひじが軽く曲がるか。ブレーキのレバーをしっかり握れるか。

この3つは、店頭でまたがって確かめられます。

窮屈そう、は合図

「最近、ちょっと窮屈そう」。その感覚は、見過ごさないでください。

サドルを上げて済むなら、それで十分です。限界の印まで上げきっていたら、次の1台へ。

どちらか分からなければ、子どもと自転車を一緒に近くの店へ連れてきてください。またがってもらえば、その場で分かります。

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