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ビアンキのロード&クロス乗ってきました!

みなさんこんにちは、武蔵小山店の新井です!

先日、荒川CR沿いにある彩湖にてBianchiの社内試乗会がありました。

 

当店で取り扱いできるもの、できないもの、本当に色々な車種に乗らせて頂いたのですが、今回はその中でも武蔵小山店で取り扱いのある、または取り扱いができる車体のインプレをサクサクっとしていきたいと思います。

 

まずはこちら!!

 

 

SEMPRE PRO(SORA)(写真撮り忘れました…)

コンポのグレードをアルミロードのエントリークラスと同等にすることで価格をぐっと抑えたカーボンロードです。

同価格帯のカーボンロードではINTENSOがありますが、インテンソはロングライド向けのエンデュランスロード、に対してセンプレはレーシングタイプとなっています。

カーボンのランクが高いものではないので、剛性、加速が真に要求されるシーンではレーシングモデルと言えどちょっと物足りなさがありますが、エアロではないごく普通なレーシングフレームとカーボンの組み合わせだからこそできる、地面からの嫌な衝撃をフレーム全体で吸収してくれる利点があり、それが顕著に感じられました。特に高速域でも体にダメージが来にくいことは優秀な点です。

加速の具合も、上位モデルに劣るとは言えども、エンデュランス系のインテンソよりキビキビとした走りができます。

 

このセンプレSORAですが、実は先日大幅な価格改定がありました。

 

なんと、¥168,000ーから¥128,000-(税別)に大幅な値下がりをしたのです!!!

 

そうすると初めてロードバイクに触れる方は特に比較対象が変わってきまして、その対象は同社ならばビアニローネ7となります。ビアンキで長年愛されるエントリーアルミロードです。

 

もはや素材が違うので、どっちを買うべきか、というのは「用途による」とまずお答えさせていただくとして、ざっくりとですが、

 

・通勤通学にしか使わないと割り切るのであれば、外的衝撃に強めなアルミフレームであるニローネがオススメ。

・少しでもサイクリングに興味がある方は、振動吸収力が高く、長距離を走っても嫌な痛みが出づらいセンプレをオススメいたします。

 

メーカーの方いわく、「カーボンロードをもっと身近に感じて頂き、もっと触れて頂きたいと思いまして!!」とのことです。

確かにこの価格なら、これからロードバイクを始めようかな!?という方でも検討の余地がある価格なのではないかと思います。

 

センプレは武蔵小山店にも今月末頃の入荷を予定しています!!

写真がないのでいまいちイメージがわかないと思いますので、よろしければ店頭にて実機を確認していただければと思います…。

 

続いてはこちら!!

 

ROMA3 Claris DISC

¥93100-(税別、店頭価格)

 

当店でも大人気なクロスバイクにROMA4があります。

そのROMA4にロードバイクのパーツとディスクブレーキを装備したモデルがこのROMA3なのですが、それだけで10万弱まで値段が上がるの!?とお考えの方も多いと思います。

 

まずクロスバイクにロードバイクのパーツを装備することで、前のチェーンリングが若干大きくなり、漕ぎ出しが重くなる半面、負荷がかかる分より高速域に達しやすく、かつ漕ぎやすくなるメリットが生まれます。

 

そして高速域で動くありとあらゆる乗り物は、そのスピードを正確にコントロールするためのブレーキが必要不可欠です!!

 

クロスバイクで多く採用されているVブレーキというタイプのブレーキでは、晴れている日の制動力は高いですが、湿気が多かったり雨の日ですと制動力が落ちてしまいます。

そのため、より安全に正確にスピードコントロールが可能なディスクブレーキを装備した。というとても理にかなったクロスバイクがこのROMA3なのです!!

 

漕いだ感じですが、変則を乗り手の筋力に合わせてうまく調整し乗りこなせれば、加速力と制動力が格段に上昇したROMA4というのが率直な感想でして、ロードバイクの乗車姿勢が怖いけれど、今のクロスバイクよりももっと速く軽快に進めるものにバージョンアップしたい!という方におすすめしたいモデルです!

ROMA3に関してはもう少し書きたいことがあったりするので、また後日別枠でインプレを書こうかと思います。(サドルも実はすごく良いものを使っているのです!)

 

こちらは武蔵小山店に500mm(適応伸長165~180cm)のチェレステカラーが在庫してますので、気になる方はご確認いただければと思います!!

 

そして最後にこちら!!

 

ARIA 105モデル

¥278000-(税別、メーカー希望価格)

こちらも乗ってきました!!

今年度から誕生したビアンキの新しいエアロロード、アリアです!!

イタリア語で「空気」そしてオペラでの「独唱曲」を意味するこのARIAですが、春ごろに存在を知って以来とにかく乗ってみたいと思っていると同時に、ずっと疑問に思うことがあったので、今回思い切ってメーカーの方に直接聞いてみました!!

 

新井Q:「ビアンキは近年のレースシーンで、カウンターヴェール(以後CV)という振動吸収性が高い新素材カーボンを使用したモデルが大活躍しているのですが、このモデルには採用が見送られています。なぜなのでしょうか?」

 

A:「CVを組み込んだモデルは特殊契約を結んだ自転車屋でないと扱うことができないため、せっかくの新モデルにも拘らず多くの方に触れてもらうことが難しくなる。さらに、

・CV採用モデルは当然ながら価格が大幅に上がる。

・CVを採用したエアロフレームとして、すでにオルトレシリーズがあり、TT,トライアスロンバイクならばアクィラがあるため役割が被る。(アリアはTTバイクにもなる!)

特に最近はトライアスロンのニーズが高まる中で、お客様の手が出しやすいトライアスロンバイクがラインナップの中になかったため、それ故に生まれたモデルでもあるのです!!」

 

なるほどと頷ける内容でした。

親切丁寧にご回答していただいたメーカーのTさんに感謝いたします。ありがとうございました。

 

センプレの説明を受けている際から感じていたことでしたが、Bianchiというメーカーはあらゆる国内のスポーツ自転車ユーザーが持つ、「カーボンフレームの自転車は高価な物」「手が出しづらい繊細な物」というイメージを払拭し、普通な物としてとっつきやすくしようと奔走している感じがしました。

実際このアリアに関しても、今までビアンキでカーボンエアロロードというと高価なイメージがあったところ、その敷居をぐっと下げたものとして感じられます。(事実値段の敷居は大幅に下がりました)

 

しかし!!!

 

価格の敷居は下がっても乗った感じが微妙ならまるで意味はないです!!そこが問題ですね!!

 

というわけで、

ガンガン乗ってきました!!

 

 

まず初速ですが、エアロロードにしては粘りがある、エンデュランスロードのような感じがしました。

よく言えば膝や腰に優しい、悪く言えば瞬発力に欠けるということです。

ホイールを硬いものや、標準装備よりさらに質の高いセミディープリムorディープリムのものに変えると違う気もしますが、それでも筋力のある方が踏み込むとフレームのぐんにゃり感が露骨に現れてしまうかもしれません。

 

ただ、そもそも筋力のある方は高剛性!キビキビ動く!と太鼓判を押されているオルトレやスペシャリッシマに行くと思うので、住み分けだと思います。

 

普段筋トレしたり、ローラー台回したりなんてことをしてない方は、体への負担を考えるとARIAはとても良い自転車だと思います。

 

乗車時ですが、登りは「やはり…」という感じでして、ガクンといきなり減速する感じがしました。エアロロードの宿命ですかね…。

そしてこれと同じような感覚を味わったシーンがありまして、

 

それが加速の際に車体を振って筋力で前へ進もうとした時です。

 

乗車姿勢が乱れ、車体がぶれると風の抵抗が露骨に感じられたのです。

 

普段エンデュランス系のロードを好んで乗り、時速40km以上の高速域ではなく30以下のそこそこなところでペダルを踏む僕としては、高速域は姿勢や漕ぎ方でこんなに早さや疲労感が変わるものかと痛感しました…。

しかし、これは逆を言えばしっかりとフォームを意識し、きれいなペダリングをすればそれに呼応するように加速してくれるということです!

 

筋トレや持久力の訓練はきつくて嫌!!という方でも、フォームとペダリングの改善は普段の何気ないサイクリングの中に組み込めばできることなので、是非ともアリアを手中に収めると同時にそのあたりを意識してサイクリングをし、この自転車の持つ瞬発力というか、爆発力を体感していただきたいです!!

ペダリングとフォームを意識して直線を漕いだ時のARIAの加速力は本当にすごかったです!!

 

ARIAの実機は武蔵小山店に12月下旬から来年1月頭に入荷予定となっておりますので、入荷次第こちらに記載させていただきます!!

 

と、長くなりましたが本日はここまで!!

各項目、最後は少し駆け足気味に書いてしまったので、語彙力が欠けている部分もあるかと思います…。

もしよろしければ、武蔵小山店の新井を訪ねて頂ければ、実機を使いご説明できるものもあるかと思いますので、ビアンキのロードバイク、クロスバイクが気になる方は是非ともよろしくお願いいたします!!

最後になりましたが、当日車体をご用意してくださりましたサイクルヨーロッパジャパンの皆様、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

また機会がございましたらよろしくお願いいたします。

 

ではでは、この辺で!

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