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カスタムは足回りから① ~タイヤ~ 規格のはなし


三島店より失礼します。

 

”オシャレは足元から!”

”カスタムは足回りから!”

 

 自転車において、タイヤは自転車の性能を左右する影響の大きいパーツの一つです。

費用対効果の高いカスタムとして、『”初めてのカスタム”にはタイヤから』という方々も

多いので、タイヤについてのアレコレを連載したいと思います。

 

1回目の今回は、タイヤにも色々な種類があります!というおはなしから。

以下、規格の説明になりますが、

ながーーくなっておりますので、ご興味がある方のみご覧ください!

ただし、一度読み始めた方は最後まで見てください!

途中でやめてしまうと、余計に混乱してしまう可能性がありますので(笑)

 

・タイヤの規格

タイヤの規格も色々あるのですが、ここでは、現在、流通している中で代表的な2つだけに

しぼってご紹介します。(それでも、すごい長くなりそうなので。。。)

 

~主なタイヤのの規格~

WOWired On)規格

HEHocked Edge)規格

(チューブラー規格はまだ別モノです。)

上記、2つの規格は、ビートの形状が異なるので、サイズが同じでも、互換性はありません

 

そして、

WO規格の中でも、表記の仕方が2種類あります。

インチ表記分数が使われている英国規格 

例)26x 1 3/8

ミリメートル表記フランス規格

例)700x28C

HE規格は、

インチ表記で、小数点が使われています。(アメリカ規格

例)20x1.75

(空気を入れるバルブ形状が英・仏・米が混在しているのと一緒ですね)

 

 なぜ、こんな説明をしているかというと、これらの規格の間に互換性が無いということを

お伝えしたかったんです。

つまり、タイヤの規格(ホイールの規格)がどのタイプであるかを見極めて、

それにあったモノに交換する必要があるんです。

 

では、以下にいくつか例をあげてみましたので、見ていきましょう!

 

例1)

26x 1 1/2

→ 分数が使われているので、WOの英国規格になります。(軽快車に使われている事が多い規格です)

26x 1.50

→ 小数点が使われているので、HE規格になります。(MTBなどに使われている事が多い規格です)

 

1/2=0.5なので同じ太さのようですが、規格が違うので、互換はしていません

 

例2)

700x28c

→これは、WOのフランス規格になります。数字が他のと比べて大きいので分かるかと思います。

(ロードバイクやクロスバイクに使われている事が多い規格です。)

 

ちなみに、28の後のc(シー)は、リム外径の4規格a・b・c・dのうちのcを表しています。

なので、「700Cのホイール」や「650Bのタイヤ」などアルファベットも付けて表現されることが多いです。

もちろん、このa・b・c・dにも互換はありませんので、ご注意ください。

 

さらに、より混乱する状況があります。

同じ表記でも、サイズが違っていることがあるんです!!

 

 特に小径車の世界は、混沌としています。

例えば、元のタイヤに”20x1 1/8”と表記されていても、同じ表記の新しいタイヤがはまらない。。。

なんてことが起きます。

(欧州の方では、そもそもWOとHEとか区別していない所もあるそうで、

分数表示も少数に直せば一緒でしょという感覚で使われているとかいないとか)

リムの外径が異なるためなんですが、ではどうすればいいの??ということで、

 

ETRTO表記なるものが登場しております。

(ETRTOが認知されるようになっていけば、混乱も減らせるのかもしれませんね)

ETRTO表記ではタイヤ幅を前に、タイヤのビード径をハイフンで区切って表記しています。単位はmm

例)

同じ 20x1 1/8 でも 28-451

                28-406 など

前述の

WO  26x 1 1/2  は 37-584(異なるETRTOも存在します)

HE   26x 1.50   は 40-559(異なるETRTOも存在します)

 

※同じサイズ表示(英・米・仏規格の表示形式)のものでも、異なるETRTOが存在するものがありますので、

上記のETRTOはあくまで一例になります。ご注意ください。

 

 という感じに、紛らわしい表記もETRTO表記で見れば、大きさが違うことも一目瞭然です!

逆にいえば、サイズ表示(英・米・仏規格の表示形式、ETRTO表示ではないもの)だけだと

間違えてしまう可能性があるということなんです。

 間違いを避けるために、”451のタイヤ、406のタイヤ”と表現される人も増えてきました。

自転車店のスタッフに「451のタイヤおいてない?」なんて質問できたら

”ミニベロ通”の仲間入りですね!

 ちなみに、小径車あるあるですが、タイヤサイズ(ETRTO)があっていても、タイヤを交換する際に

「サイズ間違えたかな?」と勘違いさせるほどタイヤが上手くはまらない場合もあります(笑)。

サイズ(ETRTO)(規格)があっていれば、かならずハマる!と信じてタイヤ交換しましょう!

 

 ETRTOの後半部分が一緒であれば、基本的には、タイヤはハマるはずです。

しかし、一部、ネットの情報などで、ETRTOが一緒なら例外なしに交換可能と表記されていますが、

例外なしというわけではありません。

 

 タイヤの太さを変えたい場合は

フレームとの間隔(隙間)や、ホイールとの相性もありますので、

また別の機会にご案内させていただきます。

 

というわけで、

 「26インチのタイヤ」という情報だけでタイヤを探そうとしても、正確には見つけられない場合があります。

おおよそは、軽快車、スポーツ自転車などのジャンルでも区別もできますが、

最近は、”ルック車”などもふくめて、色々なタイプの自転車が存在しておりますので、

細かい情報が必要になってきています。

 特に小径車に関しては、混在しておりますので、

インチ表示だけではなく、ETRTOも確認していただけると間違いは減らせるかと思います。

 

自転車のタイヤは、色々な規格が混在しています。

タイヤのサイズを確認するなら、ETRTO表記のものがオススメです。

”〇〇―〇〇〇”と書かれている数値をタイヤの側面から見つけてみてください。

 

さらに!!追加情報!!

 最近は、昔と比べてより高い空気圧に対応するためや、

より走行性能を高めるために、タイヤやリム(ホイール)も進化しております。

そのため、リムの形状も色々と工夫されてきているんです!

WOなのに、リムに引っかかる形状になっていたりするので、

構造はHE(Hocked Edge)と一緒じゃない?という状況なんです。。。。

 

 そこで、WOやHEという明確な差が無くなってきているので、

WOやHEは気にしなくてもいい!

と言いたいのですが、

製造年度によっても違いますし(進化前のものがどうか判別も必要)、

自転車業界は、各メーカーが”われこそは!”と頑張っておりますので、規格の統一というのは苦手なご様子です。

 

 メーカーによっても、”ETRTOが一緒なら平気ですよ”とか”互換していません”など、

見解がわかれている場合もありますので、ご注意ください。

 

ただ、間違った規格のものを仕様していると、

走行中にタイヤが外れるトラブルなども起きますので、

安全にかかわる所ですので、注意したい所でもあります。

 

ということで、”互換していない”とか”気にしなくてよい”など

様々な表現をしてしまって混乱させてしまい申し訳ありませんでした。

進化の過程や、国々の文化の違いなどの影響によって、

色々な規格・仕様のものが存在していることだけでもお分かりいただければと思います。

 

 結局は、タイヤ交換の際には

ホイールメーカーや、タイヤメーカーの公開されている情報を確認して、

適合している(推奨されている)ものの中で、選択していくという形になります。

ホイールにも適正(推奨)タイヤサイズ(幅)が明記されている場合が多くなってきましたので、

その範囲内で選択していただければ、問題ないかと思います。

 

参考:

SCHWALBE(シュワルベ) タイヤサイズの表記例一覧(PDFファイル)

SCHWALBE タイヤサイズ早見表

タイオガ タイヤ スペック一覧表 (PDFファイル)

MAXXIS 商品一覧

GIZA PRODUCS(ギザ プロダクツ) タイヤ一覧

IRC TIRE タイヤ・チューブ適合表(IRCサイズ)

 

関連記事:

・カスタムは足回りから② ~タイヤ交換・履き替え~ 注意するポイント

・初心者にもわかりやすくタメになる自転車ブログ  まとめページ(目次)

 

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