街乗り自転車の選び方 — 6つの分かれ道

ハンドル・タイヤ・変速・ライト・ブレーキ・部品の質。それぞれ「で、どっちがいいのか」を先に書きました。

かご・泥除け・ライト・スタンドの付いた街乗り自転車を真横から見たところ

毎日乗る自転車は、決めることが6つしかありません。それぞれ結論から書きます。読んだあと、そのまま絞り込めるようにリンクを付けています。

1. ハンドルの形

結論:迷ったらアップハンドル。背筋が伸びて視界が広く、低速で安定します。買い物や送り迎えなど、止まったり曲がったりが多い使い方に向きます。

フラットハンドルは前傾になり、速度が出しやすく風を受けにくい形です。距離を走るならこちら。ただし前傾ぶん、荷物を積んだときの取り回しはアップハンドルのほうが楽です。

2. タイヤの大きさ

結論:身長160cm以上なら27インチ、それ未満なら26インチ。タイヤが大きいほど一漕ぎで進み、段差の衝撃を吸収します。小さいほど足つきがよく、取り回しが軽くなります。

サイズ 向いている人
27インチ 身長160cm以上。距離を走る、平坦な道が多い
26インチ 身長150〜165cm。もっとも標準的
24インチ 身長145cm前後。足つきを最優先
20インチ(小径) 玄関や室内に置きたい、短距離が中心

身長が境目のときは、またがって確かめてください。サドルを下げれば足つきは変わりますが、下げすぎると膝が伸びず漕ぎにくくなります。

3. 変速

結論:坂があるなら内装3段。平坦なら変速なしでも困りません。

変速なし 内装3段 外装6段
坂 押して歩くことになる 登れる 登れる
停車中の変速 — できる できない
手入れ ほぼ不要 ほぼ不要(内部が密閉) チェーンの掃除・注油が要る
重さ 軽い やや重い 軽い
価格 安い 高め 中間

信号待ちの多い街中では、止まったままギアを変えられる内装式が効きます。外装式は走りながらでないと変速できないので、坂の手前で変え忘れると押すことになります。

4. ライト

結論:オートライト(ハブダイナモ)を選べるなら、それがおすすめです。差額はありますが、毎日の使い勝手が大きく変わります。

従来のダイナモライトはタイヤの側面にローラーを押し当てて発電するため、点けるとペダルが重くなり、雨の日は滑ります。オートライトは車軸の中で発電するので重さをほとんど感じず、暗くなると自動で点きます。点け忘れが起きません。

いま乗っている自転車のライトを、あとからオートライト化することもできます。前輪の交換になるので、工賃は工賃表でご確認ください。

5. 後ろブレーキ

結論:ローラーブレーキを選べるなら、そちらを。バンドブレーキは使ううちに「キーッ」という音が出ることがあり、音が出たら基本的に部品交換になります。

ローラーブレーキは内部にグリスが入っていて、音が出にくく、効きが安定しています。定期的なグリス補充(ローラーグリス)で長く使えます。この作業も工賃表に載せています。

6. 部品の質

同じように見える自転車で価格が違うとき、差が出ているのはたいていここです。

  • フレームとカゴ — ステンレスか、塗装したスチールか。錆びにくさや素材の持ちが変わります
  • タイヤ — ゴムの質と厚み。パンクのしにくさと、交換までの期間が変わります
  • チェーン・スポーク — 錆びにくい処理をしてあるか
  • ハンドルロック・スタンド — 停めたときの安定。子どもを乗せるなら特に効きます

毎日3年乗るなら、初期費用の差より修理と交換の回数の差のほうが大きくなることがあります。工賃は全店同じ金額を公開しているので、あとでいくらかかるかを先に見ておけます。

この条件で選べる車種

店頭在庫のある車種から、在庫のある店舗が多い順に挙げます。細かい仕様は各ページに載せています。

4万円未満

  • フルート27(CS-FLT27A) サイクルスポット ¥18,900(税込) 27インチ・変速なし 店頭在庫 69 店舗
  • アプロード サイクルスポット ¥33,900(税込) 27インチ・外装 店頭在庫 67 店舗
  • カスタネット266 サイクルスポット ¥24,900(税込) 26インチ・外装 店頭在庫 66 店舗
  • アプロードタウン サイクルスポット ¥33,900(税込) 26インチ・外装 店頭在庫 65 店舗

店頭在庫の店舗数は10月12日(月)時点のものです。在庫は日々動きます。

4万円以上

店頭在庫の店舗数は10月12日(月)時点のものです。在庫は日々動きます。

で、どれを見ればいいか

実物を見にいく

ここに挙げた車種は、店頭在庫のある店舗をそれぞれの商品ページで公開しています。行く前に、近くの店にあるかどうかを確認できます。

空気入れは無料です。どこで買った自転車かは聞きません。

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