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パンク?空気が入らない?自転車を押して行く前に”虫ゴム”をチェックしてみてください!

三島店です。

雨の日が続いておりますね。

実は雨上がりの日は、パンク修理が増えるってご存知でしたか?

雨水によって道路のゴミ(金属片を含む)が浮いてきたり、端の方へ流されたりしていて、

自転車が被害を受ける可能性が高まっているんです。

ということで、皆様、雨上がりにはご注意ください

(”注意のしようがないといえばない”ですが。。。)

 

パンクつながりで、今回は

「パンクかな?のその前に。。。」をご紹介させていただきます。

 

 (チューブレスの場合を除き)通常、タイヤの内側にはゴムチューブが入っております。

そのチューブに空気を入れて膨らませているのですが、

そのチューブに穴が開いてしまうのがいわゆる「パンク」です。

 しかしながら、チューブに穴が開いていないのにもかかわらず、

空気がすぐに抜けてしまうことがあります

 (正常な状態でも少しづつ空気は抜けていくものですので、”1か月に1回の空気入れ”を

推奨しております。)

 

一般的な自転車(ママチャリなど)は、ほとんど「英式バルブ」というものを使っています。

(↑英式バルブ。黒いキャップを外した状態です)

このタイプのバルブの場合には、内側に「虫ゴム」と呼ばれる部品がいます。

↑分解するとこんな感じです。

 この真ん中(上から3番目)にいるゴムがついているパーツが「虫ゴム」ですが、

このゴムの劣化等の理由により、ちぎれたり、穴が開いてしまうことがあって、

それが理由で空気が抜けてしまう場合もあるんです。

左のがゴムが完全にとれてしまっている状態

中央のは、ゴムがちぎれてしまっている状態

右側のは、正常な状態です。

 

ゴムが完全にとれてしまっていると、空気を入れようとしても全然入りませんし、

小さい穴があいている場合は数日かけて抜けていく場合もあります。

 

 そこで、パンクかと思って自転車店に自転車を押していく前に、バルブの部分を確認してみてください。

虫ゴムを固定しているネジを手でゆるめて取り外すと虫ゴムが引き抜けます

 

 虫ゴムに穴が空いていたら、まずは虫ゴムだけを変えてみるのも一考です。

虫ゴムだけなら自転車を押して行く手間がかからないですからね。

 

 虫ゴムだけを変えてみて、それでも空気が抜けてしまう場合は

「パンク」してしまってる可能性大ということになります。

 

 米式バルブや仏式バルブの場合も、確率はかなり下がりますが、ごく稀に、

「バルブコア」がゆるんでいる場合があります

 パンクの原因がはっきりとしない場合など”チューブに穴があいていない”にもかかわらず、

あまりに抜けるペースが早い場合は、コアが緩んでる可能性ありですので、

コアの緩みをチェックしてもらいましょう。

 

↑米式バルブの「バルブコア」

↑仏式タイプのバルブコア

(バルブコアが外れないタイプもあります。)

 

 もちろん、自転車をお持ちいただければ”虫ゴムの確認”はいたしますが、

わざわざ自転車を押して、お店に来ていただくご苦労を少しでも減らせれば幸いです。

 

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